対人関係

  • コミュニケーションとは、音声や身体などで、心理的に意味のあるメッセージを伝え合うことである。言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションがある。
  • 社会的スキルとは、社会的に望ましいとされる行動を取れる能力のこと。
  • 個人過程とは個々の人の内面で生じる事象であり、集団過程とは個人の間で生じる事象をいう。
  • 対人魅力には身体的魅力、空間的近接、類似性、相補性の要因があり、それぞれが作用して人は他者に魅力を感じる。
  • 対人行動には、攻撃行動、援助行動、協同などがある。

リーダーシップ

  • リーダーシップには民主型、専制型、放任型の3つのタイプがある。
  • 三角二不二のPM理論では、リーダーシップをP(目標達成)機能と、M(集団維持)機能を想定し、両方の水準が高いリーダーの下ではメンバーのパフォーマンスが最も良くなると考える。
  • 変革型リーダーシップは、メンバーに外的環境への注意を促し、思考の新しい視点を与え、変化への必要性を実感させ、明確な将来の目標とビジョンを提示し、自ら進んでリステイクし、変革行動を実践するリーダー行動のこと。

社会的影響とジレンマ

  • 社会的影響には、周りに他者がいることで作業効率が高まる社会的促進と、他者のせいで作業効率が落ちる社会的抑制がある。
  • 社会的ジレンマは、多数が一斉に目標追求すると社会全体としては好ましくない葛藤状態である。
  • 社会的ジレンマの状況では、葛藤から紛争や、和解に至る過程がある。
  • 社会的手抜きは、集団で何かをする時、一人当たりのパフォーマンスが単独でするより低下する現象。

社会的アイデンティティ

  • 社会的アイデンティティとは、人には自己高揚動機があるので、自己が所属する内集団とその他の外集団にカテゴリー化すると、自他の集団を比較して内集団を高く評価しやすくなるという考え方。
  • 社会的ネットワークは、人とのつながりのことであり、身体的・精神的健康にとって重要な要因である。