福祉現場での課題
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自殺
- 統計によると、自殺者は2011年まで、年間3万人異常で推移していたが。2018年の自殺者は役20000人であり、自殺者は減少していることになっている。
- 男性の自殺者は女性の2.3倍で、男性の方が自殺者数が多い。
- 自殺者の数は減っているものの、統計に反比例するように、変死の数が増えており、潜在的な自殺者数は変わっていない、という見方をする専門家もいる。
少子高齢化
- 平成30年度高齢社会白書によると、日本の総人口のうち65歳以上の占める割合は27.7%となっている。
- 出生率の低下や、平均寿命の延びが理由としてある。
- 労働力人口の減少や、社会保障費用の増大が問題となってくる。
貧困
- 貧困とは、生活必需品が欠乏し、肉体的精神的に生活力が消耗した状態。
- 総務省の調査によると、格差社会が問題となり、所得格差は拡大傾向にあるとされる。所得格差とはOECDの基準に基づいて相対貧困率を算出したもの。
- 相対貧困率とは、全人口のうち、等価可処分所得が等価可処分所得の半分を下回る人数の割合のこと。
- 年間収入等の分布の均等度を表す指標をジニ係数という。
虐待
- 虐待は主に身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト、性的虐待、経済的虐待があげられる。
- 虐待はそれぞれの法律で措置が規定されており、児童福祉法、児童虐待防止法、高齢者虐待防止法、障害者虐待防止法、配偶者虐待防止法とうの法律がある。
DV
- DVに明確な定義はないが、単に暴力ではなく、関係性の問題や人権を著しく侵害する問題である。配偶者や恋人など、親密な関係にある、またはあったものから振るわれる暴力という意味で使用されることが多い。
- 日常的に虐待を受けると、誘拐や監禁などで危害を受けた犯人に対し、愛情や同情を感じるようになるストックホルム症候群や、恐怖を感じつつも離れることができないトラウマティック・ボンディングなどの関係が生じることがある。