リーダーシップ
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特性論
- 有能なリーダーが、生まれながらにどのような特性を有しているかという考え方を特性論という。
行動論
- リーダーシップは天性のものではなく、行動によって発揮されるものとする、行動に焦点を当てた考え方を行動論という。
- 三隅二不二のPM理論がある。PM理論ではリーダーの行動パターンとして課題達成機能(P機能)と集団維持機能(M機能)の2つの機能を考えた。これらの機能の高低を大文字と小文字で表現した。
状況即応理論(コンティジェンシー論)
- 絶対的なリーダーシップというものはなく、様々な状況要因によって変化するという考え方を状況即応理論(コンティジェンシー論)という。
認知論
- リーダーのメンバーの認知や評価を重視したものが認知論である。
- リーダーは集団の目標実現に効果的な行動を選択する「目標設定理論」や、リーダーシップのおかげで業績が良好であると先入観を持ちやすい「暗黙のリーダーシップ」などが挙げられる。
コンセプト理論
- 具体的な場面を想定して、環境や状況によって適材適所のリーダーシップを研究したものがコンセプト理論である。
- 組織を確変的に発展させるリーダー行動に焦点を当てた確変型リーダーシップ、ワンマンではなく部下に奉仕し、支援する役割を担うサーバント・リーダーシップ、高い倫理観や道徳観がリーダーには必要とされるというオーセンティックリーダーシップ、飴と鞭で部下を管理・統括するトランザクショナル・リーダーシップ、ICTの知識や経験を持つEリーダーシップなどがある。