ダイバーシティ(多様性)
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ダイバーシティ(多様性)
- ダイバーシティとは多様性と訳され、性別、国籍、年齢、人種、出身地、性的指向や性的自我、病気、障害、職業、価値観、宗教など、様々な事柄が挙げられる。
- ダイバーシティ2.0行動ガイドラインや性同一性障害特例法、育児・介護休業法、職業安定法、雇用対策法など、関連した法や制度に基づいての対応が求められる。
- 近年、多様性を促進、活用し、パフォーマンスを向上させる環境を創る組織的プロセスであるダイバーシティマネジメントに取り組む企業が増加している。
性的マイノリティ(LGBTなど)
- 性的マイノリティーを代表する言葉としてLGBTという言葉が用いられる。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーの頭文字から成り立つ。
- LGBは恋愛や性愛の方向性である性的指向が同性や両性の人をいい、Tは生まれた際に割り当てられた性別と、自分自身の性別の認識である性自認や生活したい性別等の間に違和感を抱く人のことを言う。
- 日本では性同一性障害という疾患概念が知られているが、必ずしもトランスジェンダーとイコールではない。
- 2004年に性同一性障害特例法が施行。性統一性障害の人が20歳以上、結婚していない、未成年の子供がいない、生殖腺がないか生殖機能を欠く、変更したい性別の性器に近い外観を備えている等の要件を満たせば、家庭裁判所の審判を経て、戸籍上の性別を変更できることが定められた。
育児・介護休業法
- 育児や介護を行う労働者が、仕事と両立できるように配慮し、働き続けられるよう支援する制度として、1995年に育児休業法が育児・介護休業法に改正された。
- 改正により、介護休業時の給付金が40%が67%に引き上げられた。
- 育児休業については取得条件が緩和された。
試験勉強のポイント
- 戸籍上の性別が変更できる要件については、過去に出題があるので、要チェック。
- ダイバーシティの概念、考え方につても理解をしておくこと。